…つづき
「勝ちたい…かも…」
このマラソンは、大好きな彼女を合法的にストーキングするため。
「彼女に勝つ」ということは、「彼女を抜く」ということ。 そして、
「ストーキングをやめる」
ということ。
今まで生きてきた33年間。
振り返ってみると、本当に地味な生活をしてきた。
友達も少ない。恋人などいたこともない。
仕事も、人に認められて、必要とされてやったこともない。
当然、「勝った」という記憶など、あるわけがない。
そんな彼が唯一見出した、「生きているという実感」
それがストーカーだった。
しかし彼は揺れていた。
歩道から投げられる、「ガンバレー!」という声援も、
いつしか、全て自分に向けられている。そんな気になっている。
このまま彼女をストーカーしていたい。
でも、「勝つ」ということも、味わってみたい。
40キロ地点を過ぎた。
残りあとわずか。
…揺れる…
…どうするべきだ?…
…考えろ!俺、思いつけ!!…
と、その時!!!
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「勝ちたい…かも…」
このマラソンは、大好きな彼女を合法的にストーキングするため。
「彼女に勝つ」ということは、「彼女を抜く」ということ。 そして、
「ストーキングをやめる」
ということ。
今まで生きてきた33年間。
振り返ってみると、本当に地味な生活をしてきた。
友達も少ない。恋人などいたこともない。
仕事も、人に認められて、必要とされてやったこともない。
当然、「勝った」という記憶など、あるわけがない。
そんな彼が唯一見出した、「生きているという実感」
それがストーカーだった。
しかし彼は揺れていた。
歩道から投げられる、「ガンバレー!」という声援も、
いつしか、全て自分に向けられている。そんな気になっている。
このまま彼女をストーカーしていたい。
でも、「勝つ」ということも、味わってみたい。
40キロ地点を過ぎた。
残りあとわずか。
…揺れる…
…どうするべきだ?…
…考えろ!俺、思いつけ!!…
と、その時!!!
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