2004年07月

ドンキ便所の恐怖!

ドンキーホーテで、外国のシャンプーを物色していた俺。

読めない英語の能書きを読んでいたら、
突然腹が痛くなってきた。
ふと横を見ると、薬売り場があり、正露丸が売っている。

俺は計算した。
正露丸を買って飲んで、腹痛が治まるのと、
腹痛が便意に変わるのと、どちらが早いか。

・・・計算するまでもなかった。
便意はすぐそこまで来ていたから。

俺は傍にいた、36歳(推定)の女店員に、尋ねた。

「トイレはどこですか?」

客にトイレを貸し出しているのか、いないのかわからないが、
そんなことを考えている余裕もないので、

「貸してもらえますか?」
とは言わずに、貸し出し前提で、
「どこですか?」
と聞いた。

すると、36歳の店員は、
「従業員用なんですけどね~」と言わんばかりのしかめっつらで、
「あっちです~」
と答えやがった。

愛想ない態度にカチンときながらも、俺は資財の間をすり抜け、
ドンキ便所へ向かった。

するとそこにあったのは、
「女便所」

いいんですか?いいんですね?俺が女便所に入っていいんですね?

この際、四の五の言ってられん、とも思ったが、
変な誤解もいやだったので、引き返そうと思ったら、
積み上げられたボックスティッシュの影に、車椅子のプレートが。

そこには、身体障害者用のトイレがあった。

便意限界の俺はある意味、身体障害者。
と言い聞かせ、トイレの前へ。
電気を点けようと、スイッチを探したが、どこにも見当たらない。
そもそも、トイレがすぐに見つからなかったのに、
スイッチがそう簡単に見つかるわけがない。

「スイッチは中か?」と思いドアを開けた。

4畳ほどある、障害者用トイレ。
顔だけ突っ込んで、スイッチを探した。
しかし、中にも見当たらない。

このさい、もう真っ暗でも構わないか!
と、中に足を踏み入れた。

すると、
パッ!と電気がついた。

そうか。身体障害者用だから、自動スイッチになっていたのか。
*今思えば、節電用に自動スイッチだったのかもしれないが。

俺は一安心で、急いで便器に向かい、
ジーパンとバンツをまとめ脱ぎした。
そして、間に合った~の思いを通り越して、
俺はケツに全力を集中させた。
その瞬間!

消えた!

トイレの電気が消えたのだ。
誰かのいたずらか?35歳の女店員のヤロー!
との思いが過ぎったが、よく考えてみれば、自動スイッチ。
そんなことを出来るはずもない。

では、なぜ?
完全に真っ暗な中、踏ん張るのを一時中断して、周りを見回した。

すると!

点いた!

電気が点いたのだ。
よくわからないが、とりあえず安心して、再び踏ん張りに入った。

すると、
消えた!

・・・は?

姿勢を正してみた。

点いた。

踏ん張った。

消えた。

そういうことか~!

姿勢よく便器に座るとセンサーが察知して、電気が付く。
姿勢を前かがみにするとセンサーに反応せず、電気が消える。

そんな馬鹿なー!

いい姿勢なんかで、踏ん張ってウンコできるか!

そう文句を誰に言える状況でもないのはわかっている。
ならば、
「よい姿勢で踏ん張るか」
「暗闇で踏ん張るか」
の二択を迫られたと、腹をくくるしかない。

俺は、とりあえず、よい姿勢で踏ん張ることを試みた。
「アイドルがトイレに行かない」
なんてことを信じてはいないが、
「アノ女優は、きっと姿勢よく、踏ん張っていいるだろう」
とは、信じている俺は、
俺だって出来るはずさ。
と、姿勢を正して、センサーに人がいることをわからせ、
踏ん張ってみた。

・・・だめだった・・・

普段やってないことが、今できるはずもない。
仕方なく俺は、真っ暗な中で踏ん張ることにした。

しかし精神状態が不安な中での踏ん張りは、100パーセントといかないもの。
気持ちよく踏ん張れない。

と、閃いた。
携帯だ!

俺は携帯電話を取り出し、その明かりを見ながら、踏ん張ることにした。

すると、100パーセントとはいかないまでも、90パーセント近い踏ん張りで、
用をたすことに成功した。

そして、一息つこうと姿勢を正すと、
電気は再び点いた。

俺は、ゆっくりとパンツとジーパンを一つずつ上げ、
携帯を持ったことを確認して、トイレを出た。

その後、外国のシャンプー物色の続きをしようとも思ったが、
早く家に帰って、
改めて100パーセントの踏ん張りをしたいと思い、
俺は何も買わずにドンキを後にした。

みなさん、ドンキの便所には、ご注意を。

どうすりゃいいのさ?

俺の愛車、
谷口はよく壊れる。
俺がちょっとスピード出して、
カーブを曲がったりすると、
簡単にパンクする。

そろそろ寿命じゃないかと、
最近では丁寧に乗るよるようにしている。

それでも年には勝てないのか、
先日またもやパンクしてしまった。

俺は愛車を引いて、いきつけの自転車屋へ。
しかし、その店は店じまいしていた。
不況の煽りか、なんなのか。
わからないが、一身上の理由を探ることなく、俺は他の自転車屋を探した。

すると、大通りを少し入ったところに、
小さな自転車屋を見つけた。

こんなところにもあったんだ。
と思いながら、料金表に目をやると、
今までの自転車屋よりも200円安い。

俺は迷わず、パンクの修理を申し出た。
すると、店長らしきおばちゃんはこう言った。

「男でしょ?パンクぐらい自分で直しなさいよ」

・・・なんなんだ?
ここは店だろ?
そして、俺は客だろ?

戸惑っている俺を見ておばちゃんは、
「はい、早くして!」
大して忙しくないじゃん。
なんてことは言えずに、谷口を渡した。

おばちゃんの慣れた手つきを見ていると、
俺でも直せるかも、なんて思ったものの、
必要以上の礼を言って店をあとにした。
おばちゃんの、
「しっかりしなさい」
との、わけのわからないお叱りを受けて。

それから四日たった昨日。
エロビデオを借りた俺は、
早く見たい一心で、愛車谷口を猛スピードで走らせていた。

すると、
ガッグォーン!!!
との音が。
・・・チェーンが外れたのだ。

俺は先の自転車に行こうと思ったが、
またあのおばちゃんに怒られる~
との考えが浮かび、
自分で直すことにした。

はさみと、ボールペンという、
工具とは呼べない道具で、
シコシコ作業に入った。

しかし所詮無理なもんは無理。
バカとはさみは使いようと言われるなら、
バカでいいです。

俺はアノおばちゃんの自転車屋に行くことにした。

でも、今回は違う。
俺は自分で直そうとチャレンジを試みていたのだ。
俺は胸を張って自転車屋に行った。

さすが商売人。
おばちゃんは、俺の事を覚えているようで、
「今回はどうしたの?」
だって。

俺が「チェーンが外れたんです」
と言うと、おばちゃんは、
「チェーン?」
と一言言って、自転車を見出した。

俺は「自分でも挑戦してみたんですけど」
との言葉を用意していた。
おばちゃんは、
「あんた自分でやった?」
「はい!」

俺は胸を張って元気な返事を。

しかしおばちゃんから返ってきた言葉は、

「なんで素人が手を出すの!」

・・・は?!

おばちゃんの説明を聞いてわかった。
チェーンを直そうと、
俺があれこれやったもんで、
曲がってはいけないトコが、
ひん曲がっていたのだ。

そう。
おばちゃんの手を煩わせてしまっていたのだ。

確かに迂闊だった。
でも、
「自分で直しなさいよ」
「素人が手を出さない」

との正反対の言葉をもらった俺は、
「どうすりゃいいんだよ」
と心で文句を言って、店を出た。

愛車谷口は今、完治している。
谷口を大事にしなくちゃ。
と心に誓わせた出来事だった。
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